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Feldkircherstrasse 100
9494 Schaan





















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AG 115-8 (S/D
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2011/65/EU
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EN 60745­1
،
EN 60745­2-3

EN ISO 12100
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:

Zulassung Elektrowerkzeuge
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH
Hiltistraße 6
86916 Kaufering







Schaan
،
05.2015
Paolo Luccini
)
Head of BA Qualitiy and Process Management /
Business Area Electric Tools & Accessories
(
Tassilo Deinzer
)
Executive Vice President / Business Unit Power
Tools & Accessories
(
Printed: 16.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5169251 / 000 / 04

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1 記録データ
1.1 記号の説明
1.1.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。 記号と組み合わせて以下の注意喚起語
が使用されています :
危険! この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使わ
れます。
警告事項! この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために
使われます。
注意! この表記は、 軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.1.2 記号
以下の記号が使用されています :
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
保護メガネを着用してください
毎分回転数
毎分回転数
回転数
直径
電気絶縁保護クラス II(二重絶縁)
1.1.3 図
本取扱説明書の図は基本的な理解のためのもので、 実際の仕様とは異なる場合があります :
この数字は該当図を示しています。
図内の付番は図中の作業手順の順序に対応していて、 テキストの作業手順の付番とは一致しな
い場合があります。
概要図には項目番号が付されています。 製品概要のセクションでは、 凡例の番号はこの項目番号
に対応しています。
1.2 本書について

ご使用前にこの取扱説明書をすべてお読みください。 このことは、 安全な作業と問題のない取扱いの
ための前提条件となります。

本書および本体に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。

取扱説明書は常に本体とともに保管し、 他の人が使用する場合には、 本体と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.3 製品情報
Hilti の製品はプロ仕様で製作されており、 本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定を受けトレーニング
された人のみに限ります。 これらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりませ
ん。 本書で説明している製品およびそのアクセサリーのトレーニングを受けていない者による誤使用、
あるいは規定外の使用は危険です。

銘板の機種名と製造番号を以下の表に書き写しておいてください。

本製品についてヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせの際には、 必ずこの情報をお知らせ
ください。
Printed: 16.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5169251 / 000 / 04

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製品データ
アングルグラインダー
AG 100-7 (S/D)
AG 100-8 (S/D)
AG 115-7 (S/D)
AG 115-8 (S/D)
製品世代
03
製造番号 :
2 安全
2.1 安全上の注意
以下の章で言及されている安全上の注意事項は、 準拠する規格が取扱説明書に記載するように定めてい
る電動工具に関するすべての基本的な安全情報を含んでいます。 したがって、 この取扱説明書で説明す
る機器には関係のない注意事項が含まれていることもあります。
2.1.1 電動工具の一般安全注意事項
警告事項 安全上の注意および指示事項をすべてお読みください。 これらを守らないと、 感電、 火災お
よび/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
安全上の注意で使用する用語 「電動工具」 とは、 お手持ちの電動ツール (電源コード使用) およびバッテ
リーツール (コードレス) を指します。
作業環境に関する安全

作業場はきれいに保ち、 十分に明るくしてください。 ちらかった暗い場所での作業は事故を起こす恐れ
があります。

爆発の危険性のある環境 (可燃性液体、 ガスおよび粉じんのある場所) では電動工具を使用しないで
ください。 電動工具から火花が飛散し、 粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。

電動工具の使用中、 子供や無関係者を作業場へ近づけないでください。 作業中に気がそらされると、
本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
電気に関する安全注意事項

電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。 プラグは絶対に変更し
ないでください。 アースした電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。 オリジナ
ルのプラグと適切なコンセントを使用することにより、 感電の危険を小さくすることができます。

パイプ、 ラジエーター、 電子レンジ、 冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにして
ください。 体が触れると感電の危険が大きくなります。

電動工具を雨や湿気から保護してください。 電動工具に水が浸入すると、 感電の危険が大きくなりま
す。

電動工具を持ち運んだり、 吊り下げたり、 コンセントからプラグを抜いたりするときは、 必ず本体を
持ち、 電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。 電源コードを火気、 オイル、 鋭利な刃
物、 本体の可動部等に触れる場所に置かないでください。 コードが損傷したり絡まったりしている
と、 感電の危険が大きくなります。

屋外工事の場合には、 屋外専用の延長コードのみを使用してください。 屋外専用の延長コードを使用す
ると、 感電の危険が小さくなります。

湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、 漏電遮断器を使用してください。 漏電遮断器
を使用すると、 感電の危険が小さくなります。
作業者に関する安全

電動工具を使用の際には、 油断せずに十分注意し、 常識をもった作業をおこなってください。 疲れて
いる場合、 薬物、 医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しない
でください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。

個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。 けがに備え、 電動工具の使用状況に応じた
粉じんマスク、 耐滑性の安全靴、 ヘルメット、 耳栓などの個人用保護具を着用してください。

電動工具の不意な始動は避けてください。 電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前や本
体を持ち上げたり運んだりする前に、 本体がオフになっていることを必ず確認してください。 オン/オ
フスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、 電源に接続したりする
と、 事故の原因となる恐れがあります。

電動工具のスイッチを入れる前に、 必ず調節キーやレンチを取り外してください。 調節キーやレンチ
が本体の回転部に装着されたままでは、 けがの原因となる恐れがあります。
Printed: 16.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5169251 / 000 / 04

332

作業中は不安定な姿勢をとらないでください。 足元を安定させ、 常にバランスを保つようにしてくだ
さい。 これにより、 万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、 適切な対応が可能となります。

作業に適した作業着を着用してください。 だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。 髪、 衣
服、 手袋を本体の可動部に近づけないでください。 だぶだぶの衣服、 装身具、 長い髪が可動部に巻き
込まれる恐れがあります。

吸じんシステムの接続が可能な場合には、 これらのシステムが適切に接続、 使用されていることを確
認してください。 吸じんシステムを利用することにより、 粉じん公害を防げます。
電動工具の使用および取扱い

無理のある使用を避けてください。 作業用途に適した電動工具を使用してください。 適切な電動工具
の使用により、 能率よく、 スムーズかつ安全な作業が行えます。

スイッチに支障がある場合には、 電動工具を使用しないでください。 スイッチで始動および停止操作の
できない電動工具は危険ですので、 修理が必要です。

本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜く
か、 バッテリーを取り外してください。 この安全処置により、 電動工具の不意の始動を防止すること
ができます。

電動工具をご使用にならない場合には、 子供の手の届かない場所に保管してください。 電動工具に
関する知識のない方、 本説明書をお読みでない方による本体のご使用はお避けください。 未経験者に
よる電動工具の使用は危険です。

電動工具は慎重に手入れしてください。 可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、 電動工具
の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。 電動工具を再度ご使用に
なる前に、 損傷部分の修理を依頼してください。 発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使
用が原因となっています。

先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。 お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、 スムーズになります。

電動工具、 アクセサリー、 先端工具などは、 それらの説明書に記載されている指示に従って使用して
ください。 その際、 作業環境および用途に関してもよくご注意ください。 指定された用途以外に電動
工具を使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
サービス

電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。 また、 必ず純正部品を使用して
ください。 これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
2.1.2 研磨、 紙やすり研磨、 ワイアブラシを使用した作業、 つや出しおよび切断研磨に共通する安全上
の注意 :

この電動工具は、 グラインダーおよびフリクションソーとして使用することができます。 本体に関す
るすべての安全上の注意、 注意事項、 図、 データに注意してください。 以下の注意事項を守らない
と、 感電、 火災、 重大な怪我の恐れがあります。

この電動工具は、 紙やすり研磨、 ワイアブラシを使用しての作業やつや出しには適しません。 電動工
具の用途以外の使用は危険な状況をまねき、 けがの原因となることがあります。

この電動工具用としてメーカーから指定および推奨されていないアクセサリーは使用しないでくださ
い。 そのようなアクセサリーはお使いの電動工具に単に固定できるだけで、 安全な使用は保証されま
せん。

先端工具の許容回転数は、 電動工具上に記載された最高回転数よりも高くなければなりません。 許容
回転数よりも速く回転するアクセサリーは、 破損あるいは外れて飛び回る恐れがあります。

先端工具の外径と厚さは電動工具の仕様に対応するものでなければなりません。 間違ったサイズの先端
工具は十分に保護または制御できません。

ネジ式インサート付きの先端工具は、 研磨スピンドルのネジに厳密に適合したものでなければなりま
せん。 フランジにより取り付ける先端工具の場合は、 先端工具の穴の直径がフランジの取付け部直径
に適合している必要があります。 電動工具に確実に固定されていない先端工具は、 回転が不安定にな
り、 非常に激しい振動を起こして制御不能に陥る恐れがあります。

損傷した先端工具は使用しないでください。 先端工具を使用する前に毎回、 研磨ディスクにチッピン
グや亀裂がないか、 バッキングパッドに亀裂、 摩耗、 激しい損耗がないか、 ワイアブラシに緩みや
折れたワイアがないかをチェックしてください。 電動工具または先端工具を落とした場合は、 損傷がな
いかを点検し、 損傷のない先端工具を使用してください。 先端工具の点検および取り付け後は、 作業
者やその他の人員が先端工具の回転エリアに入らないようにして、 本体を最高回転数で 1 分間作動させ
てください。 先端工具に損傷がある場合は、 たいていこのテスト時間内に先端工具が折れます。

個人保護用具を着用してください。 使用状況に応じて、 フルフェースガード、 アイシールドあるい
は保護メガネを着用してください。 有効な場合は、 防じんマスク、 耳栓、 保護手袋、 作業材料の細か
な剥離片や破片から身体を保護する特殊エプロンを着用してください。 さまざまな使用状況において異
物の飛散が生じます。 飛散する異物から目を保護してください。 防じんマスクは、 作業時に発生する
Printed: 16.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5169251 / 000 / 04

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粉じんを捕集するものでなくてはなりません。 長時間大きな騒音にさらされていると、 聴覚に悪影響
が出る恐れがあります。

作業者以外の人は作業場から安全な距離だけ遠ざけてください。 関係者は全員、 作業場で個人保護用具
を着用しなければなりません。 作業材料や折れた先端工具の破片が飛散して、 作業場外の人も負傷す
る危険があります。

隠れた電線や装置自体の電源コードに先端工具が接触する可能性のある作業を行う場合は、 必ず電動工
具の絶縁されたグリップを持ってください。 通電しているケーブルと接触すると、 本体の金属部分に
も電圧がかかり、 感電の危険があります。

回転する先端工具から電源コードを遠ざけてください。 本体が制御不能になった場合、 電源コードが切
断されたり巻き込まれたりして、 回転する先端工具で手や腕を負傷する危険があります。

必ず電動工具が完全に停止してから電動工具を置いてください。 電動工具を置いたときに先端工具が回
転していると、 電動工具が制御不能に陥る恐れがあります。

電動工具を身体の脇に保持している間は本体を作動させないでください。 回転する先端工具に衣服が接
触すると、 衣服が巻き込まれて先端工具が身体に食い込む危険があります。

電動工具の通気溝は定期的に清掃してください。 モーターブロワーが埃をハウジング内に引き込んで金
属粉じんが大量に堆積すると、 電気的な危険が発生する恐れがあります。

可燃物の近くで電動工具を使用しないでください。 可燃物に火花が飛んで燃える可能性があります。

冷却液が必要な先端工具は使用しないでください。 水やその他の冷却液を使用すると、 感電が発生す
る可能性があります。
反動とそれに対する安全上の注意
反動は、 研磨ディスク、 バッキングパッド、 ワイアブラシなどの回転している先端工具が噛んだりブロッ
クされたりしたことに起因する突発的な反応です。 先端工具が噛んだりブロックされたりすると、 回転し
ている先端工具が突然停止します。 これにより、 ブロックが生じた位置において電動工具が制御されるこ
となく先端工具の回転方向と反対の方向に加速されます。
例えば、 研磨ディスクが作業材料の中で噛んだりブロックされたりすると、 作業材料に入り込んだ研磨
ディスクの縁部が引っかかって破損したり、 反動が起きたりすることがあります。 その際は、 ブロックさ
れた箇所でのディスクの回転方向により、 研磨ディスクが作業者の方向やその逆方向に動きます。 この場
合研磨ディスクが折損することもあります。
電動工具の取り扱いが正しくないと、 反動が生じます。 反動は、 以下に示すような適切な予防措置を取る
ことで防止することができます。

電動工具はしっかりと支え、 反動を受け止めることができるように身体と腕を構えます。 高速作動時
の反力や反発モーメントを最大限制御できるように、 常に補助グリップ (装備されている場合) を使
用してください。 作業者は適切な安全処置を施すことにより反動を防止することができます。

手を回転する先端工具から遠ざけてください。 反動で先端工具が手に向かって動く可能性があります。

反動が生じた際に電動工具が動く領域から身体を遠ざけてください。 電動工具は、 ブロックされた箇
所において反動により研磨ディスクの動きと反対方向に動きます。

特に角部や鋭い縁部などの領域では慎重に作業してください。 先端工具が作業材料から跳ね返ったり、
噛んだりしないようにしてください。 回転中の先端工具は、 角部や鋭い縁部で、 あるいはバウンドし
たときに噛みやすくなります。 その場合、 電動工具が制御不能に陥ったり反動が生じたりします。

チェーンソーまたは歯付きソーブレードを使用しないでください。 この種の先端工具を使用すると、
頻繁に反動が生じたり電動工具が制御不能になったりします。
研磨および切断研磨に特定の安全上の注意 :

お使いの電動工具に許可された研磨ツールと、 その研磨ツール専用の保護カバーのみを使用してくださ
い。 お使いの電動工具専用でない研磨ツールは、 絶縁が十分でないことがあり安全ではありません。

フック状の研磨ディスクは、 研磨面が保護カバー端部の高さより突出しないように取り付ける必要があ
ります。 誤まって保護カバー端部の高さより突出して取り付けられた研磨ディスクは十分に保護できま
せん。

保護カバーは確実に電動工具に取り付けられていて、 最大限の安全性を確保するために、 グライン
ダー本体の最も小さい部品を作業者が確認できるように調整されていなければなりません。 保護カバー
は、 作業者を破片、 誤ってグラインダー本体と接触すること、 あるいは衣服に着火する可能性のある火
花から保護します。

研磨ツールは必ず推奨された用途でのみ使用してください。 例 : カットオフディスクのサイド面で研
磨しないでください。 カットオフディスクはディスクの縁部で材料を切断するように規定されていま
す。 この研磨ツールへ横方向の力を加えるとツールが折れる可能性があります。

テンションフランジは、 必ずサイズと形状が選択した研磨ディスクに合った損傷していないものを使
用してください。 適切なフランジは研磨ディスクをしっかり支え、 ディスク破損の危険を抑えます。
カットオフディスク用のフランジは他の研磨ディスク用のフランジと異なることがあります。

大型電動工具の摩耗した研磨ディスクは使用しないでください。 大型電動工具の研磨ディスクは小型電
動工具の高回転数には適合しません。 破損の恐れがあります。
Printed: 16.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5169251 / 000 / 04

334
切断研磨に特定のその他の安全上の注意 :

カットオフディスクがブロックされたり、 押し付けが強くなりすぎないようにしてください。 過度に深
い切断は行わないでください。 カットオフディスクに過度な負荷がかかると、 応力が強くなってディ
スクが曲がったりブロックされやすくなるため、 反動やディスク破損が生じる可能性が高くなります。

回転中のカットオフディスクの前後領域から身体を離してください。 カットオフディスクを作業材料か
ら離す場合、 回転するディスクにより反力を受けた電動工具が直接作業者に向かって跳ね返る危険があ
ります。

カットオフディスクが噛んだ場合や作業を中断する場合は、 本体の電源をオフにして、 ディスクが完全
に停止するまで本体を保持してください。 まだ回転しているカットオフディスクを切断箇所から取り
出そうとしないでください。 反動が生じる原因となります。 ディスクが噛む場合は、 その原因を突き
止めて適切な処置を施してください。

電動工具が作業材料内にある間は電動工具のスイッチを再びオンにしないでください。 カットオフディ
スクが最高回転数に達してから、 切断を慎重に再開してください。 この手順を守らないと、 ディスク
が引っかかって作業材料から飛び出たり、 反動が生じることがあります。

噛んだカットオフディスクによる反動の危険を最小限に抑えるために、 プレートや大型の作業材料には
サポートを施してください。 大型の作業材料はそれ自身の重みでたわむことがあります。 作業材料は
ディスクの両側、 つまり切断箇所付近と縁部で支える必要があります。

既存の壁やその他の見通しのきかない領域で 「プランジカット」 を行う場合は特に注意してくださ
い。 押し込んだカットオフディスクはガス管、 水道管、 電気配線、 その他の対象物に食い込んで反動
を引き起こすことがあります。
2.1.3 その他の安全上の注意
作業者に関する安全

本体は、 必ず技術的に問題のない状態で使用してください。

本体は決して加工や改造を加えないでください。

本体は、 常に両手でグリップを掴んでしっかりと保持してください。 グリップは乾燥した清潔な状態
を保ってください。

回転部品に触れないでください - 負傷の危険!

本体の使用中は、 適切な保護メガネ、 保護ヘルメット、 耳栓、 保護手袋および防じんマスクを着用し
てください。

休憩を取って、 指を動かして血行を良くするように心がけてください。 長時間作業の際には、 振動に
より指、 手あるいは手首の関節の血管あるいは神経系に障害が発生する可能性があります。

本体は、 体の弱い人が指示を受けずに使用するには向いていません。 本体は子供の手が届かないとこ
ろに保管してください。

剥がし作業の場合には、 作業側と反対の領域を保護してください。 剥がれた部分が脱落、 落下して他
の人を傷つける危険があります。

支持壁やその他の構造物への切込み、 特に鉄筋または鉄骨梁の除去は静力学に影響を及ぼします。 作
業を開始する前に、 担当の静力学専門家や建築家、 あるいは現場管理責任者に問い合わせてください。

作業開始前に、 作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください。 公的に承認された保護等
級および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください。

できるだけ集じん装置や適切な可動集じん装置を使用してください。 含鉛塗料、 特定の種類の木材、
コンクリート/石材、 石英を含む岩石、 鉱物および金属などの母材から生じた粉じんは、 健康を害す
る恐れがあります。

作業場の良好な換気に注意し、 必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してくださ
い。 作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾患を
起こす可能性があります。 カシやブナ材などの特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (クロム塩
酸、 木材保護剤) が使用されている場合、 発ガン性があるとされています。 アスベストが含まれる母
材は、 必ず専門家が取り扱うようにしてください。

怪我の可能性を防ぐため、 必ずHilti 純正のアクセサリーや先端工具のみを使用してください。

各国の労働安全衛生法に従ってください。
電気に関する安全注意事項

作業を開始する前に、 作業領域に埋設された電線、 ガス管や水道管がないかを調査してください。
誤って電線を損傷すると、 本体外側の金属部分により感電事故が発生する可能性があります。

作業中、 損傷した電源コード、 延長コードには触れないでください。 不意に始動しないように電源
コードをコンセントから抜いてください。 本体の電源コードを定期的に点検し、 コードに損傷がある場
合はHilti サービスセンターに交換を依頼してください。 延長コードを定期的に点検し、 損傷がある場
合は交換してください。

導電性のある母材に対する作業を頻繁に行う場合は、 定期的にHilti サービスセンターに本体の点検を依
頼してください。 本体表面に埃 (特に導電性のある物質の埃)、 あるいは泥や水分が付くと、 好まし
くない条件下においては感電の原因となることがあります。
Printed: 16.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5169251 / 000 / 04

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電動工具の慎重な取扱いおよび使用

作業材料を固定します。 作業材料は、 手だけで固定するよりクランプまたは万力を使用したほうがよ
り確実に固定されます。

先端工具がブロックしたら直ちに電動工具をオフにします。 本体は側方へとずらすことができます。

電動工具は停止するまで置かないでください。

停電の際は電動工具をオフにし、 給電が再開された際に意図せず始動することのないように電源プラグ
を抜いてください。

研磨ディスクの保管および取り扱いはメーカーの指示に従い、 細心の注意を払って行ってください。

ディスクの破損、 転倒あるいはその他の機械的な損傷を受けた場合は、 Hilti サービスセンターに本体
の点検を依頼してください。
3 製品の説明
3.1 製品概要
1
@
スピンドルロックボタン
;
ラックブリッジ
=
ON/OFF スイッチ
%
サイドハンドル
&
グリップ用ねじ込みブッシュ
(
コーディングブリッジ
)
スピンドル
+
調整ネジ


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